素材の着心地とプリント後の着心地を考慮する-オリジナルTシャツ基礎知識

素材の着心地とプリント後の着心地を考慮する

用途に応じた様々なTシャツの呼称をご紹介

オリジナルTシャツを作成するにあたり、本来の目的である着心地という点を無視してはなりません。
Tシャツは肌に直接触れることが多いアンダーウェアでもあるので、せっかく完成したオリジナルTシャツでも着心地が悪く、長時間着ていられないような素材や質感であれば、せっかくのオリジナルデザインも台無しになってしまいます。もちろん、プリントの有無に関わらず市販されているTシャツである以上、ある程度の質感は保たれていますが、プリントをすることによって生じる風合いの変化や通気性などの機能の変化なども考慮する必要があります。


具体的には、前頁「デザインや素材に応じた様々なプリント方法」でもご紹介した、シルクスクリーンプリントとインクジェットプリントを例に取りますと、前者のプリント方法の場合は、生地の上にインクが乗るプリント方法となりますので、プリント面が大きければ大きいほど、見た目のデザイン性こそ高まりますが、通気性が損なわれやすいというデメリットがあります。シルクスクリーンにプリントおいては、キッチリとした仕上がり具合と耐久性にも優れているため、オリジナルTシャツ作成においては最もポピュラーな印刷方法ではありますが、生地を埋めるようにインクが乗るため、印刷面が多いと蒸れやすくなるという点は念頭に置くべきでしょう。

Tシャツの素材選びは使用目的を良く考えよう!

Tシャツの素材選びは使用目的を良く考えよう!

オリジナルTシャツにおいては、その用途によって様々な使われ方をするのは言うまでもありません。屋内イベントのスタッフTシャツのように、あまり汗をかかないような使われ方もあれば、スポーツなどに使われるユニフォーム用Tシャツのように吸湿・速乾性が求められる可能性もあります。また、そもそも濡れるのが前提となるようなマリンスポーツ系のイベントTシャツなども考えられますので、そうした用途も踏まえてプリント方法を考えなければなりません。特にマラソン大会などのイベント配布用Tシャツなどは、仕上がり具合が悪いと1回着て捨てられてしまうケースも多いのです。

長く使ってもらって継続的な宣伝効果が得られるよう、しっかりと用途を考慮したうえで、適切な素材、適切なプリント方法を選ぶ必要があるのです。

プリントのベースとなるTシャツの素材においても、様々な生地の種類があります。厚手の生地のものから、綿やポリエステル、混合素材など使われる生地の糸まで含めると、その種類は何十種類にも及びます。生地の厚みだけ見ても、当然薄いものは透けやすい反面、通気性が良いというメリットがありますし、厚手のTシャツほど高級感がありますが、重さや通気性などのデメリットもあります。単に値段だけで判断するのではなく、使用用途を考慮したうえで、通気性が高い素材が良いのか、しっかりとした素材のものが良いのかを検討する必要があります。例えば、展覧会のようなイベント用Tシャツが薄くてヨレヨレだったら格好が悪いですし、逆にマラソン大会の配布用Tシャツが厚手でボテッとしてたら、着るのをためらってしまうでしょう。

オリジナルTシャツの作成時には、素材の選択と実際にプリントを施した後の影響なども鑑み、使用用途をよく考慮したアイテムチョイスが必要だということを覚えておきましょう。


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