自社プリント工場の有無のメリット・デメリット-ショップ選びのコツ

ショップごとで異なる自社プリント工場の有無

ショップごとで異なる自社プリント工場の有無

高品質なオリジナルTシャツを作るうえで、ショップ選びが重要な要素であることはこれまでもご紹介してきましたが、今回のショップ選びの要素としてピックアップするのが

自社プリント工場の有無

という点にフォーカスして、そのメリット・デメリットについて検証してみましょう。

自社プリント工場の有無、というのは、皆さんが発注をするショップが

・直接プリント加工を行っているか?
・専門の印刷業者に外注しているか?

の違いになります。もちろん、自社内製か外注かの如何は、発注をするユーザー側には関係ないことではありますが、こうした違いによって対応や料金に様々な差が生じる可能性があることを認識しておく必要があります。

例えば、自社内製のショップの場合、オンラインで受け付けた注文内容やデザインデータを確認し、それを社内の加工部門に回したうえでプリントが開始されるため、何か不備や問題があった際にはフィードバックもしやすく、お客様との連携もしやすいというメリットがあります。

一方、ショップが窓口になっているだけで、プリント加工自体がすべて外注業者対応の場合、オンラインで受け付けた注文がそのまま外注業者に届き、内容を確認することなくプリントされてしまう可能性があるので、何か不備があっても不備の状態のままプリントされ、納品されてしまうという恐れがあります。また、リピートする場合でも

毎回同じ外注業者に依頼されるとは限らない

ため、品質にバラツキが生じやすいというのは、オリジナルTシャツ業者だけに限った話ではありませんし、外注先工場が日本国内とも限りません。

もちろん。自社内製のショップでも繁忙期などで部分的に外注業者を使う可能性もありますので、注文をするユーザー側でそのコントロールをすることは困難ですが、やはり不備等の修正やサポート、急な入用などで特別対応してもらいたいような状況であれば、自社でプリント工場を持っているショップの方が安心かもしれません。


自社プリント工場の有無で何が違う?!

自社プリント工場の有無で何が違う?!

プリント加工を自社工場で行っているか、外注業者に委託しているかの違いは、一般的なニーズに対しては、さほどサービスに大きな違いはありません。

ただし、上記でご紹介したような内容のほか、下記のようなことが考えられます。

≪自社でプリント加工を行っているショップ≫
・内製対応なので相対的に納期が早い
・状況によってフレキシブルな対応が可能
・細かな修正等に応じてくれる可能性
・商品の移動コストが少ないぶん料金も安い
・工場や人員などの固定費が掛かる

≪プリント加工を外注しているショップ≫
・外注の印刷業者対応となるため納期が長い
・フレキシブルな対応は困難
・商品の移動コストが掛かるぶん料金が高い
・外注先によって品質にバラツキが生じやすい
・工場や人員などの固定費が掛からない

オリジナルTシャツ制作に馴れているユーザーであれば、ショップに送るデザインデータに不備などはないと思いますので、イレギュラーな対応も不要で、加工を外注しているショップでも何ら問題はないかと思います。一方、オリジナルTシャツ制作が初めてだったり、ショップの担当者と直接やり取りをしたいような場合は、自社内製のショップの方が何かと融通が利きやすいかもしれません。

ただ、各ショップが自社内製対応なのか、外注対応なのかを明記していないところも多いので、自社工場や工場直営などの表記がなければ直接ショップに問い合わせてみても良いでしょう。


安心の自社内製オススメ業者はこの3社!

Tplant

自社工場でフレキシブルな対応「Tplant」

Tplantを運営する橋場グランド社は、印刷メディアの老舗的存在。シルクスクリーンをはじめ、様々なプリント加工を内製で行うショップ。

タカハマライフアート

2箇所の自社工場「タカハマライフアート」

主力事業としてオリジナルプリント加工を展開するタカハマライフアートは、受注と生産が同じ場所で行われ、柔軟に対応してくれるショップ。

オリジナルプリント.jp

スピード重視の「オリジナルプリント.jp」

東京に自社プリント工場を持つことで、受注から稼働状況、納品までタイムロスやコストを最小限に抑えてくれる優良ショップ。

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